今回は、OKCとCKCという2つのワードについてのお話です。
筋トレにのめり込んでいくうちに、これらのワードを目にする方もいらっしゃるかもしれません。
OKCとCKCとは、運動連鎖という現象の種類を指します。
人間の身体は、動く際に全身を上手く連動させることで大きなパワーを生み出します。
例えば野球でボールを打つ時には、下半身→上半身→肩→腕という順に力を伝え、発揮します。
このようにそれぞれの筋肉と関節が連動し、パフォーマンス発揮する事を、運動連鎖(キネティックチェーン)と呼びます。
さて、そのうちの一つであるOKC(開放運動連鎖)とは、オープンキネティックチェーンと言い、体の末端の部分(指先や、足先)が固定されていないエクササイズがこれに該当します。
怪我をしにくく、運動初心者やリハビリとして活用される事が多い特徴があります。
例)ベンチプレス、チェストプレス、ラットプル、レッグエクステンション etc
一方CKC(閉鎖運動連鎖)とは、クローズドキネティックチェーンと言い、体の末端が床などに固定されており、自由が効かない状態の運動のことを指します。
スポーツ競技に近い動作で運動ができるため、アスリートに向いており、OKCに比べてより高強度のトレーニングが可能となります。
例)腕立て伏せ、懸垂、スクワット、ブルガリアンスクワット etc
*
難しい単語や馴染みのない単語も調べてみると普段何気なく実施しているトレーニングを指している場合があります。
このように少し踏み込んだ内容も今後お送りしていきますので、「筋トレについての知識をより深めたい!」という方は、ぜひこのブログも参考にしながら楽しく学んでいただけると嬉しいです。