ダイエットや減量をする中で、多くの人がチートデイというフレーズに一度は触れるのではないでしょうか?
今回は、そんなチートデイの正しいやり方を解説したいと思います!
節制した食事を続けていくと、必ず体重の減りは停滞期を迎えます。
これは、体重の減少を「飢餓状態」と認識した身体が、これ以上体重が減らないようにとエネルギーや水分を蓄え始める為です。
長い人では、体重が停滞し減らない状態が一ヶ月ほど続く場合も。
チートデイは、そういった停滞期を抜け出す方法の一つ。
飢餓状態だった身体に沢山のエネルギーを送り込むことで、身体を安心させてまた減量が進むように作用させる為の手段です。
ちなみに…
滞期が訪れていないにもかかわらず「今日はチートデイ!」と言ってカロリーを気にせず好きなものを食べる日をつくる方がいますが、
厳密に言うとそれはチートデイではなく『ダイエット中だけど沢山食べた日』です。
では、どのように行うのが正解なのでしょうか?
実は、”順調に進んでいた減量が止まった時に行う”という前提さえクリアできていれば、特別難しいルールはありません。
基本的には好きなものを食べて問題ありませんが、糖質制限を行っていた方にオススメなのは
脂質よりも糖質を優先的に摂るということ。
糖質制限を続けることで枯渇していた肝臓のグリコーゲン(糖質)がまた満たされることで、下がっていた代謝が回復し、停滞の脱出に繋がります。
一方で、枯渇状態で糖質ではなく脂質を多く摂ると、脂肪が増加する恐れが…。
とはいえ、チートデイは減量やダイエット中の数少ない楽しみ。
メンタルケアという役割も兼ねていますので、難しく考えるより目一杯楽しむことも大切です。
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体重を毎日計る中で「体重が減らなくなった!」と停滞期に悲しくなる方もいらっしゃるかもしれませんが、それは順調に進んでいる証拠。
計画的にチートデイを挟みながら、焦らず地道に理想の身体を目指していきましょう!